伊都検定

伊都検定挑戦いかが

糸島の歴史、文化、食…500問


「糸島の郷土料理、そうめんちりのスープのだしは何?」。
こんな知識を問う「ご当地検定」を前原市九州大学農学研究院の若手研究者らが主催し、3月16日に実施する。
出題数は隣接する志摩、二丈両町を含めた糸島地区1市2町に関する歴史や文化、食など全部で500題。
全国各地にあるご当地検定は100問が普通といい、問題数の多さから、「第1回伊都検定〜500問耐久試験」と名付けてPRしている。


問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。
例えば、「じめじめして湿度が高く不快な状態を糸島弁で何と言う?」
との問いでは、
(1)しろしか(2)あいらしか(3)もうらしか(4)にくたらしか
――から選択する。


検定は同市内の伊都国歴史博物館で、3月16日午前10時半から昼食の1時間を挟んで午後4時半まで。
全問解くには1問当たり平均30秒強ですます必要がある。
500点満点で7割以上の正解で合格。認定証と協賛店の割引サービス券が贈られる。
得点に応じて段位も授与する計画だ。


全国的に広がるご当地検定は、いまや地方にとって格好の知名度向上手段のひとつ。
糸島地区周辺でも「博多っ子検定」(福岡市)や「唐津呼子イカ検定」(佐賀県唐津市)がある。
前原市は「500問を答えるには体力も必要。
チャレンジして糸島の魅力を発見してもらえれば」と地域浮揚効果を期待する。


参加費は昼食代込み千円。
申し込みは2月から先着で100人を受け付ける。
検定問題も1月から地区住民から募集している。
問い合わせ、申し込みは同市経営企画課(092・323・1111)へ。

朝日新聞 2008年1月16日

伊都検定:500問、体力勝負の出題数−−前原市など、3月16日 /福岡

前原市などは3月16日、「伊都検定」を実施する。
糸島を広く知ってもらうのが狙いで、糸島地域の人たちから公募する500問を出題する。
全国で約130あるご当地検定は100問が普通。
5倍の出題数について、市は「体力勝負も売りの一つ」と話している。


出題形式は「糸島弁で、じめじめしてうっとうしい状態は、(1)しろしか(2)もうらしか(3)にくたらしか(4)あいらしか、のどれか」という4択方式(正解は(2))で歴史、文化、地理などから出題する。


時間は午前10時半〜午後4時半。
昼休みなどを除くと、全問解くには1問30秒強で回答する必要がある。
正答350以上が合格ラインで、合格者には認定証を贈り、協賛店の特別サービスがある。

受検の申し込みは2月1日から、100人になり次第締め切る。
参加料1000円(昼食代込み)、場所は伊都国歴史博物館で。
問題の応募は来月29日まで。
問い合わせは市商工観光課092・323・1111。


受け付けはファクス(092・321・1139)か、Eメール(syoukou@city.maebaru.fukuoka.jp)【竹田定倫】

福岡都市圏版:毎日新聞